心の病
昨日の続きです。
初めてのクレーム体験で挫折してしまった僕は、その後会社へ行くこと出来ませんでした。
今考えれば、色々な解決方法があったと思うし、アドバイスも出来るのですが、何せうつになると視野が全く無くなってしまいます。
コールセンターでクレームを受け、契約件数の少なかった僕は、今まで体験したことの無い挫折間を感じました。
今考えればそれほどたいした事でも無く、長い人生何度でも起こる事なんです。
けれど当時の自分には耐えられなかったようです。
負けた。といゆう気持ちが強く、働くのが怖くなってしまいました。
まず、家から出なくなり、夜コンビニに行く位それが過ぎると、コンビニすら行かなくなり、布団の中もしくは部屋でゲームをしていました。
もちろん働かなければならないと事は分かっているので、求人サイト、やフリーペーパーは毎週のように見ていました。
給料もなくなった僕は、実家に戻る事になります。
そうすると無言の親の重圧、最初はもちろん何も言いません。
しかし一ヶ月も経つとコンビニでもいいから働いてみなさいと言ってきます。当然です。
引きこもってる自分自信も働いていない罪悪感と、早く働らかなければならないという気持ち、しかしある程度経過すると、怖くなります。
不安症になります。
とにかくそうなる前にアクションを起こすべきなんですが、当時の僕はまだ20代であり、親に甘えていた部分もあるでしょう。
家にいました。小言を言われないように。親に会わないように部屋にいる。
今考えれば、駄目パターンに入っています。
僕は鬱とゆう言葉は余りにも大雑把な言葉だと思っているので、あまり使わないようにしますが、この様な状態になると、人生の視野がものすごく狭くなります。
考えれば、コールセンターじゃ無くていいんです。過去働いた事がある仕事は絶対に働ける仕事なんです。
当時は今まで経験していた、工場やコンビニのバイトすらも恐怖心で、働くことが出来ませんでした。
気になるのが年齢。世間体、給料。
この歳でこんな額では嫌だとか。
みんな正社員だし、俺も20代後半でバイトなんか出来ないとか。
10年経って経験積んで思うんですが大馬鹿野郎です。 40.50でバイトなんか大勢います。正社員でも年収300以下の方も大勢います。
極論を言えば、日本に生まれた事が幸せなんです。
そんな事すらわかりませんでした。
けど鬱的な病気はそうゆうものなんです。
難しいです。
そんな逃げ続け、親にエサを与えてもらう生活が半年続きます。
しかしそこから抜け出す出来事が起こるのでした。