初のクレーム
本日も皆さまお疲れ様でした。
昨日の続きです。
とりあえず、汗と涙と怒号とギャンブルか車の話題しか無い、工場を抜け出した僕は、綺麗なお兄さん姉さんが大勢いて、飲み会が頻繁にある。パラダイスの様なコールセンターに勤務しておりました。
でも仕事自体はガチャ切りや、楽に話しすら聞いてくれない日々が続きました。
契約が取れないと、結構詰められます。(会社によりますが、長期勤務契約ですと、シフトが減らされます。)
契約取れていない人達を集めて研修をさせられたりします。
当時の僕にとっては屈辱的と思った反面別に辞めてもいいかと思っていたので、研修時間はサボれていいかなと思っておりました。
が事件は起こります。
いま考えればそれは全くクレームのうちに入らない、クレームと言っても小さい事なのですが、当時未経験の僕には相当なショックでありました。
一番やってはいけない、お客様へ反論的な事を言ってしまったのです。
そうなると、人によって違いますが、鎮火するまで結構時間とテクニックをようします。
基本、クレーム反論しない、謝りの言葉を何度も使わない。(申し訳ありません。の言葉はもちろん必要ですが、たまに連発する人がいますが、言葉が軽くなり逆上させます。)時には鼻くそでもほじるか、イヤホンを耳から話して、ジュースでも飲めばいいんですが。
そして 声優のごとく申し訳なさそうな態度を声に出します。
クレーム対応美味い人はそこが美味いです。もちろん演技です。
そんなすべも知らない僕はパニックになってしまいました。
あくまでお客様なので、怒号を怒号で返すわけにもいきません。
もうコールセンターなんぞやるまいとその後一週間で職場を去ったのでした。
契約はその後5件とりました。初契約の人は今でも忘れられないほど、感謝しております。
しかし僕はその後半引きこもりになるのでした。